ウサギをモチーフにしたイスを紹介する前に、
まずは「nextmaruni(ネクストマルニ)」というプロジェクトを紹介したい。
日本を代表する家具メーカーのひとつであるマルニ木工が、
建築家・プロダクトデザイナーとして知られる黒川雅之を
プロデューサーに迎えて行っているデザインプロジェクトである。

日本には家具の歴史がありません。そこで、ネクストマルニは
「日本の思想から生まれた世界の椅子」をつくりだしていきたいと
考えてきました。「日本の美意識へのメッセージとしての椅子」の
デザインを世界のデザイナーにお願いすることで「日本的ではない
世界に通用する日本発の椅子」をつくっていこうと考えたのです。
nextmaruni CHAIR MUSEUM "Concept”より
インテリアの選び方はいろいろある。
イタリアのモダンインテリアもあれば、北欧系もある。
しかし、日本というチョイスもあるのだ。
それはジャポネスクや和モダンだけではない。
バタフライチェアで知られる柳宗理という巨人もいるし、
MOMAのパーマネントコレクションに選ばれた
ニーチェアを作った新居猛もいる。
メディアに取り上げられるのは、
海外デザイナーが多いけれど、
日本はデザイン能力の高い国なのである。
そんなジャパンデザインのパワーが感じられるイスを
プロジェクトに同調した世界のデザイナーのマスターピースを
ここで見ることができるし、そのクオリティから信じられないほどの
低価格で手に入れることもできる。
auデザインプロジェクトの「INFOBAR」や「neon」で有名な
深澤直人デザインのテーブルやチェアもある。
ロンドンを拠点に活躍する
AZUMI(安積伸&朋子)の作品もあるし、
美術館の設計で知られる
SANAA(妹島 和世+西沢 立衛)の
楽しい作品もある。
また海外デザイナーでは、イタリアンデザインの巨匠、
アルベルト・メダや
ミケーレ・デ・ルッキの作品もある。
そして、あの
ジャスパー・モリソンまで。
何だかブランド志向的な説明になってしまったけれど
このサイトに掲載されたイスたちは、インテリアデザインの域を越えて、
現代の彫刻のような、建築のような美しさをたたえている。
たとえばインテリアに興味が無くても、
アートに興味があれば、一見の価値はあるだろう。
その逆もあると思う。
Look!nextmaruni CHAIR MUSEUM