
前々回、ふざけた紹介をしたのは、こんなウサギをモチーフにしながら
高いクオリティをもったイスが存在するということを
知ってもらいたかったからである。
さて、このイスの名前はSANAA(サナー)チェア。
エルデコやブルータスCASA、Penのインテリア特集などで
たびたび見かける隠れた人気者だ。
SANAAとは設計事務所の名前で、妹島 和世と西沢 立衛という
2人の建築家によるデザインユニットの名前でもある。
彼らは美術館の設計で世界的にも著名な存在で、
日本にある彼らの作品では
金沢21世紀美術館の設計が有名。
そんな超一流のデザイナーが作ったキュートなイスなのだ。
クリックして大きくしてみてもらえば解るのだが、
うさぎの耳に当たる部分は左右対称ではない。
それによく見ると、フリーハンドで書いた線を元にカットされているようだ。
そしてスチールの足の角度も絶妙だし。こうしたちょっとの作業が、
デザインを工業製品から解放し、生命感を与えている。
まるで立体イラストのキャラクターのようでもある。
このイスを買うときに、自分たちが一番期待したのは、
視界を楽しくしてくれること。
たとえばキッチンから料理を運んでくるとき、
ソファから振り返ったときなど、
ふと置いた視線の先にこのイスがあることが
日常を楽しくしてくれる、気持ちをまるくしてくれると考えた。
その期待には120%以上応えてくれていると思う。
LDKの景色が確実に楽しくやさしくなっている。
座面が若干小さめなので、女性や子供向けにいいだろう。
キチンと作られているので大きな男性が座っても問題は無いけど、
男性にはメインユースというよりはサブ的な使い方がいいと思う。
カフェテーブルに合わせるとかね。
Look! SANAA CHAIR Gallery (nextmaruni CHAIR MUSEUM)