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日本の夜明けが、終わってしまうぜよ




   歴史とは人の意に添わぬもの。
   流れに逆えど、たどり着く場はしょせん同じ。

   歴史に逆ろうた者は数あれど、
   勝ち得た者は数少ない。

   水面をたゆたうあぶくがごとく
   願いの多くは、はかない運命をたどるのみ。


   時は、平成二十二年十一月二十八日。
  それはひとつの時代の終わりじゃった。


   何ちゅーことか、
   年明けから休むことなく続いた龍馬伝が、ついに終わる。
   
   大河ドラマなんぞに興味をなくしたこのわしが
   どういうわけか、心を奪われてしもうたがじゃ。


   そのカメラワーク、その陰影、それは斬新の一言。
   これまでとは違う演出に眼を奪われたのかも知れん。
   坂本龍馬ちゅう生き様に、魅せられたやも知れん。

   しかしそれ以上に、わしの心を掴んだものがあったがじゃ。
   岩崎弥太郎だぜよ!


岩崎弥太郎がぜよ


    「龍馬ーっ! たいがいにせいよ~。
     わしはおまんが大嫌いっじゃきに! 」


   おまんは、どうして自由に生きらゆう?
   どうして自分勝手に逝ってしまえゆう?
   どーにもこーにも先行きが見えんこの時代に、
   それもこれも、師走にもならん中途半端なこん時期に!

   
   弥太郎節が聞けんようなるやか!
   わしゃ、それが悲しゅうて、悲しゅうて~


   坂本龍馬がその鮮烈な生涯を終えるまで、あと二日。
  おんしもその最後を見届けるがぜよ。


   ちなみに、わしはHDレコーダーに録って後から見てるきに
   最終回は、ちぃーとばかし先やけんどのー。


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