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10年たっても飽きない音楽 (9) Mouth Music / Mouth Music

Mouth MusicMouth Music
(1991/07/01)
Mouth Music

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飽きない歴:17年


「ケルトミュージックとアフリカンリズムの融合」
もう残ってはいないけど、このCDのオビにはそんな言葉が書かれていた。

このアルバムがリリースされたのは1991年。
多くの World Music のファンたちは異なる文化や価値観の交差・融合する
新しい世界に狂喜乱舞していたーーーそんな時代。
かく言う自分もその1人。そのオビに書かれたコピーだけで、
このCDを買わずにはいられなくなったのである。

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10年たっても飽きない音楽 (8) Carpenters / Carpenters Gold

Gold: Greatest HitsGold: Greatest Hits
(2002/02/12)
The Carpenters

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飽きない歴:32年(ブランク期間を含む^^)

音楽に関してはアングラ街道を通ってきた自分として
カーペーンターズを取り上げることは、
ある意味カミングアウトに近いものがある(笑)
昔は商業主義に毒された音楽はイヤと吐き捨てながら、
実は新たなマーケティングのまな板に載せられてきたしね。

若い頃はスリリングでフリーキー(死語だよね^^;)な
音楽を好んだ傾向があり、その反動なのかFMで朝に流れるような
「大人の本当の、上質なPOPS」を選び抜きたいという願望も
昔から平行してあった。
このエントリーも、Carpentersの"For All We Know"を聴きながら
書いているんだけど、やっぱり完璧な音だと思う。
アレンジに隙がない、ホントに緻密な音楽。

こうして昔は聴く対象外だった音楽をあらためて聴いてみると、
これが意外といいんだな。癒し系としては、カーペンターズって究極かもしれない。
昔はニューウェーブだ、オルタネイティブだなんて、ジャンルで自分を縛ってたから。

この兄妹の音楽は、ものすごく定番で、驚きとかはないんだけど
ものすごく自然でやさしいサウンド。メロディラインがちがうのかな、
カレンのパーソナリティをすごく感じる。
ムリしてないんだよね、なのにキレイで気持ちいい。
そこにリチャードの映画音楽ばりの
計算し尽くされたハーモニーとアレンジが追加される。

ビートルズとはまた別の、音の研ぎ澄ませかた。
時代としてはストーンズというチョイスもあるけど
カーペンターズの洗練の方が好きかな、オレは。

同じ目線で考えると
King Crimsonの"Cadence & Cascade"も最高です^^




10年たっても飽きない音楽(7)  Cheb Khaled / Kutché (1988), Khaled(1992)

飽きない度:20年

ゴルバチョフがペレストロイカを始め、東京ドームが完成した頃。
光GENJIが「ガラスの10代」を歌い、
ブルーハーツが「TRAIN-TRAIN」と叫んでいた年──。
そんな時代に「アラビアのファンク」として紹介された音楽がある。
それが北アフリカのアルジェリアで生まれた音楽、ライ(またはPOPライ)だ。

ライは元々砂漠の遊牧民であるベドウィンの音楽と、アルジェリアの都市部の音楽が
結びついたもの。それがワールドミュージックの影響で、ロックやジャズ、ファンク
など様々な音楽と混じり合い、またテクノロジーも導入され、新しいダンス
ミュージックとして生まれた。

そのライの帝王と呼ばれる男、それが今回紹介するCheb Khaled(シェブ・ハレド)である。
ビジュアル的にはアラブのおっちゃん顔なのだが、非常にエッジの立った、
洗練された音を披露してくれるのだ。
まずは'88年のアルバム「Kutché」から「Baroud」。
残念ながら映像が変わらないので、しばらくこの濃い顔につきあってほしい(笑)



さて、どうだろう。

意外とメロディアスだし、リズムもシャープでなかなかいいでしょ。
ハレドの声も渋いし、トランペットソロもスリリングでしょ?

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10年たっても飽きない音楽(6)  Gang of Four / Entertainment!

EntertainmentEntertainment
(2005/05/17)
Gang of Four

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★飽きない度:27年


高校入学と同時にArea Pro II の黒いレスポールを買い、
Policeの「孤独のメッセージ」や「ロクサーヌ」を弾いていた。
そんな中、同級生が貸してくれた1枚のレコードにハマった。
それがGang of FourのEntertainment!だ。

PoliceのAndy SummersやJamのPaul Wellerにギタリストとして心酔していた当時、
このGang of Fourの Andy Gillが弾くギターはあまりにも衝撃的だった。
このバンドを知った数年後にU2がデビューし、ギタリストの名前が
Edge (刃の意味)だと聞いて、「どこがやねん?」と毒づいていたことを思い出す(笑)
シャープさ、ソリッドさにおいてはこのAndy Gillの方が数段上だと思っていたからだ。
今じゃ優劣ではなく、個性の違いだということは理解できるけど
ビート系のバンドに限って言えば、今でもいちばん好きなギタリストかな。

取りあえず、Damaged Goods を聴いて欲しい。
イントロが終わるとエッジの鋭く立ったギターが吹き荒れる。
青臭いボーカル以外は、全編を通してクールに弾きまくる。
それにしてもこのバンド、リズムの正確さ(無機的?)は特筆もの。
特にベースラインはまるで打ち込みのようだ。
高橋ユキヒロのようにガイドリズムを聴きながら録音したのだろうか。

さて、聴き終わったかな?終わってもまだあるから。続くをクリックね^^




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10年たっても飽きない音楽(5)  Holger Czukay / Persian Love

ムーヴィーズ(紙ジャケット仕様)ムーヴィーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/08/03)
ホルガー・シューカイ

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Holger Czukay(ホルガー・シューカイorチューカイ)は、CANの元ベーシスト。CANと言えばジャーマンロック(クラウトロック)を代表するバンドで、前衛的で実験的なサウンドがその魅力である。しかしHolgerのソロ作品は、CANとは全く異なる魅力的な世界を持っている。

今回紹介したいのは、この写真アルバム「Movies」の中に収録されている「Persian Love」という曲だ。ラジオから収録したアラブ歌謡に、ギターやシンセ、ボーカルを重ねた、コラージュ作品。Remixなどのコトバさえなかった時代に、よくぞここまでの完成度を創り上げたと思うし、逆に同様の手法でこの曲を超えたものを自分は知らない。

この曲の聴き所は全編を通して鳴り響くギターの美しさ。ギターだけでなく、ベースラインやアナログシンセのメロディ、そしてアラブ系のボーカル…全てが美しい。この曲1曲だけのためにこのアルバムを買う価値があるだろう。

CANの元メンバーということや、その他の前置きはさておき、とにかく試聴して欲しい。以下のページに勝手リンクを貼らせていただいた。このページの「Listen」という部分をクリックすれば、その前半部分を聴けると思う。



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"Persian Love" Holger Czukay



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