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飽きない度:20年

ゴルバチョフがペレストロイカを始め、東京ドームが完成した頃。
光GENJIが「ガラスの10代」を歌い、
ブルーハーツが「TRAIN−TRAIN」と叫んでいた年──。
そんな時代に「アラビアのファンク」として紹介された音楽がある。
それが北アフリカのアルジェリアで生まれた音楽、ライ(またはPOPライ)だ。

ライは元々砂漠の遊牧民であるベドウィンの音楽と、アルジェリアの都市部の音楽が
結びついたもの。それがワールドミュージックの影響で、ロックやジャズ、ファンク
など様々な音楽と混じり合い、またテクノロジーも導入され、新しいダンス
ミュージックとして生まれた。

そのライの帝王と呼ばれる男、それが今回紹介するCheb Khaled(シェブ・ハレド)である。
ビジュアル的にはアラブのおっちゃん顔なのだが、非常にエッジの立った、
洗練された音を披露してくれるのだ。
まずは'88年のアルバム「Kutché」から「Baroud」。
残念ながら映像が変わらないので、しばらくこの濃い顔につきあってほしい(笑)



さて、どうだろう。

意外とメロディアスだし、リズムもシャープでなかなかいいでしょ。
ハレドの声も渋いし、トランペットソロもスリリングでしょ?

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EntertainmentEntertainment
(2005/05/17)
Gang of Four

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★飽きない度:27年


高校入学と同時にArea Pro II の黒いレスポールを買い、
Policeの「孤独のメッセージ」や「ロクサーヌ」を弾いていた。
そんな中、同級生が貸してくれた1枚のレコードにハマった。
それがGang of FourのEntertainment!だ。

PoliceのAndy SummersやJamのPaul Wellerにギタリストとして心酔していた当時、
このGang of Fourの Andy Gillが弾くギターはあまりにも衝撃的だった。
このバンドを知った数年後にU2がデビューし、ギタリストの名前が
Edge (刃の意味)だと聞いて、「どこがやねん?」と毒づいていたことを思い出す(笑)
シャープさ、ソリッドさにおいてはこのAndy Gillの方が数段上だと思っていたからだ。
今じゃ優劣ではなく、個性の違いだということは理解できるけど
ビート系のバンドに限って言えば、今でもいちばん好きなギタリストかな。

取りあえず、Damaged Goods を聴いて欲しい。
イントロが終わるとエッジの鋭く立ったギターが吹き荒れる。
青臭いボーカル以外は、全編を通してクールに弾きまくる。
それにしてもこのバンド、リズムの正確さ(無機的?)は特筆もの。
特にベースラインはまるで打ち込みのようだ。
高橋ユキヒロのようにガイドリズムを聴きながら録音したのだろうか。

さて、聴き終わったかな?終わってもまだあるから。続くをクリックね^^




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ムーヴィーズ(紙ジャケット仕様)ムーヴィーズ(紙ジャケット仕様)
(2007/08/03)
ホルガー・シューカイ

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Holger Czukay(ホルガー・シューカイorチューカイ)は、CANの元ベーシスト。CANと言えばジャーマンロック(クラウトロック)を代表するバンドで、前衛的で実験的なサウンドがその魅力である。しかしHolgerのソロ作品は、CANとは全く異なる魅力的な世界を持っている。

今回紹介したいのは、この写真アルバム「Movies」の中に収録されている「Persian Love」という曲だ。ラジオから収録したアラブ歌謡に、ギターやシンセ、ボーカルを重ねた、コラージュ作品。Remixなどのコトバさえなかった時代に、よくぞここまでの完成度を創り上げたと思うし、逆に同様の手法でこの曲を超えたものを自分は知らない。

この曲の聴き所は全編を通して鳴り響くギターの美しさ。ギターだけでなく、ベースラインやアナログシンセのメロディ、そしてアラブ系のボーカル…全てが美しい。この曲1曲だけのためにこのアルバムを買う価値があるだろう。

CANの元メンバーということや、その他の前置きはさておき、とにかく試聴して欲しい。以下のページに勝手リンクを貼らせていただいた。このページの「Listen」という部分をクリックすれば、その前半部分を聴けると思う。



YouTubeのリンクを発見! Don't miss it!
    ↓  ↓  ↓
"Persian Love" Holger Czukay



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A Secret WishA Secret Wish
(2002/11/25)
Propaganda

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80年代の初期に生まれたZTTレーベルは、当時生まれたばかりの
サンプリング・マシーンを多用した新しいサウンドが特長で、
当時はThe Art of NoiseやFrankie Goes to Hollywood、Anne Pigalle、
そして今回紹介するPropagandaを聴きあさったものである。

それから20年。The Art of Noiseに関しては音作りの面白さは感じるものの、
聴く曲は少ない。そしてFrankie Goes to Hollywoodは
今やどうでもいいバンドだし、Ann Pigalleは、もはや思い出せない始末。

しかし、Propagandaのこのアルバムだけは、未だに手放せない1枚だ。

何よりもメロディラインと曲の展開のうまさがいい。
私は「Duel」「P-Machinary」「Dream within a Dream」「The Chase」の4曲が好きだが、アルバムを通して楽しめる内容だと思う。

サンプリングも多用しているのだろうが、ZTT的なサンプリングミュージックではなく、
良質のエレクトロニック。デジタルを生かしたソリッドなビートに、
丸みのある女性ボーカルが気持ちよく絡む感じである。

再評価されているのか、YouTubeでもいくつかのムービーが見つかった。
下に貼っておくので、よかったら聴いてみてほしい。

■Propaganda / Duel







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Slap Happy_Casablanca

第3回目は、知る人ぞ知る伝説のバンド、Slap Happy (スラップハッピー)。
分類的にはユーロロック(プログレッシブロック)の中のカンタベリー派*のバンドである。
* : カンタベリー派はイギリス系のジャズロック指向の一派で、Soft MachineやHenry Cowなどがその代表。詳細については、プログレ/ユーロロックのムックやコアなサイトを参照してほしい。

その中で最もお薦めしたいのが、この Slap Happy である。
ちょっとひねくれていて、ほんの少し壊れているけど、全然難解じゃない。
ピュアで、シンプルで、そしてカワイイ、不思議な音の世界。
ロックやブリティッシュトラッド、クラッシック、ポップなどが混ざり合った
いまのコトバでいうとMixture。
アヴァンポップという説明が一番分かりやすいかも知れない。

★HMVで "Slap Happy"を検索!


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